ホームページを公開しました

お寺と、茶と、ひとの縁をむすぶ場として

このたび「万葉茶論(まんようさろん)」のホームページを新しく公開いたしました。

万葉茶論は、国分寺や小平エリアのお寺さまにご協力いただきながら、茶や和歌、季節のうつろいを感じ、日常の中にゆったりとした時間を取り戻していく取り組みです。

お寺は「少し入りづらい」と思われることがありますが、本来は誰もが静かに過ごせる、やわらかな場所です。
その魅力をもう一度見つめ、地域の皆さまと自然に寄り添える場になれたら――そんな思いを大切にしています。

茶の香りや語らい、四季の彩り、和歌の余情。
そうした小さな楽しみをきっかけに、「ふらっと立ち寄れる場所」「安心して過ごせる時間」をつくっていくことが、万葉茶論の願いです。

ホームページでは、万葉茶論の活動や考え方をお伝えするとともに、これからのイベントのご案内や記録、お寺の魅力、関わる人の声なども少しずつ紹介していきます。

そしてもうひとつ。
万葉茶論では、“お茶”をキーワードに、地域にある素敵なカフェもご紹介していく予定です。

一杯のお茶を前にすると、ほんの短い時間でも気持ちがほどけることがあります。
お寺でも、街のカフェでも、そのひと息が心をそっと整えてくれるのはきっと同じなのだと思います。

地域には、丁寧な思いで営まれている喫茶店やカフェがたくさんあります。
そうした場所にも光を当てながら、「お寺」と「まち」「静けさ」と「語らい」がゆるやかにつながる景色を描いていけたら嬉しく思います。

「お寺って、こんなふうに関われるんだ」
「近くに、こんな素敵なカフェがあったんだ」
そんな発見が、どなたかの日々を少しだけ明るくしますように。

これからの万葉茶論を、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。
いつかどこかのお寺やカフェで、静かに言葉を交わせる時間をともにできる日を楽しみにしています。